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著作権Q&A
{Q} 声優は、実演家ですか?
A 声優は、一般的に、「実演家」に当たると考えられます。
アニメや外国映画の声優は、脚本に従ってただ漫然と声を入れているのではなく、「演劇的に」台詞を吹き込んでいると考えられます。そのような声優の行為(伝達行為)は、「著作物(脚本)を演ずる行為」として、「実演」に該当し、その「実演を行なう者」(実演家)に当たると考えてよいでしょう。ちなみに、詩や小説を朗読する者も、そこに演劇的な要素が加われば、同じく、実演家と考えて差し支えないと思います。